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シンフォニア スロット 音量 2021年度の自動車産業は、半導体不足や部品供給網の混乱などに振り回された1年だった。日系自動車メーカーの2021年度の業績はおしなべて好決算だったものの、円安の追い風による部分が大きく、生産台数は伸び悩んだメーカーも少なくない。乗用車メーカー8社合計の2021年度の世界生産も新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大で相次いで生産停止を余儀なくされた2020年度を下回り、混乱するサプライチェーンの深刻さを物語る結果となった。

 さらに、足元ではロシアによるウクライナ侵攻によって、エネルギーや原材料の価格高騰が広がるなど今後の世界経済への影響が懸念されている。メーカー各社は2022年度の生産計画では挽回を図る方針を示しているが、半導体不足はしばらく続く見通しであり、今後も自動車産業を取り巻く環境は不透明と言わざるを得ないのが実情だ。

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2021年度の生産実績

 2021年度(2021年4月~2022年3月)は、8社合計のグローバル生産が前年度比0.6%減の2321万6774台と3年連続で前年実績を下回った。前年実績を上回ったのは4社で、得意とする地域によって明暗が分かれた格好だ。ただ、COVID-19の感染が世界的に広がったことで相次ぎ生産を停止し、前年度比2桁パーセント減を余儀なくされた2020年度実績を考慮すると、全社が厳しい台数だったともいえる。

 これはコロナ禍からの回復に伴う慢性的な半導体不足に加えて、東南アジアなどでのロックダウンによるサプライチェーンの混乱が大きな影響を及ぼしたのが要因だ。特に厳しいのが国内生産で、同6.8%減の709万3641台と低迷し、3年連続のマイナス。三菱自動車を除く7社が前年割れとなった。

 一方、海外生産は前年度比2.4%増の1612万3133台と4年ぶりに前年実績を上回ったが、2019年度との比較では約8%減にとどまった。地域別に見ると、主要市場の北米が同0.8%減、2020年度にいち早くコロナ禍からの回復を見せた中国は同12.0%減と振るわなかった。その半面、感染影響が長引き回復が遅れていたインドネシアやタイ、フィリピンといった東南アジアやインドは好転。同地域に強みを持つ、三菱自やトヨタ自動車、ダイハツ工業、スズキなどが伸長し、海外生産全体をけん引した。

2020年度の新車生産、各社が受けた新型コロナのダメージは

2019年度の新車生産はホンダ日産スズキが2桁減、新型コロナ響く

2021年度(2021年4月~2022年3月)の国内乗用車メーカーの生産実績

国内海外(うち北米)(うち中国)合計トヨタ2,760,8435,808,7061,775,6581,698,0498,569,549▲ 5.410.37.8▲ 1.14.7ホンダ634,4683,508,0701,270,9641,620,0274,142,538▲ 7.7▲ 8.8▲ 9.0▲ 13.7▲ 8.6日産445,8362,944,122930,4341,317,9953,389,958▲ 13.8▲ 10.2▲ 2.4▲ 17.8▲ 10.7スズキ839,5311,982,353–2,821,884▲ 9.715.2–6.4ダイハツ840,745677,000–1,517,745▲ 8.441.8–8.8三菱420,588604,300-59,2791,024,88814.735.2-▲ 26.025.9マツダ696,464327,062130,075152,4651,023,526▲ 6.8▲ 22.8▲ 1.8▲ 33.6▲ 12.6スバル455,166271,520271,520-726,686▲ 13.3▲ 4.8▲ 4.8-▲ 10.3合計7,093,64116,123,1334,378,6514,847,81523,216,774▲ 6.82.4▲ 0.8▲ 12.0▲ 0.6※上段は台数、下段は前年比増減率。単位:台、%※北米は、米国、カナダ、メキシコの合計

2022年3月の生産実績

 3月単月は、世界的な半導体不足に加えて、3月16日に最大震度6強の宮城・福島沖地震が発生したことが影響した。サプライヤーの被災により部品供給が滞り、トヨタやSUBARU(スバル)、ダイハツなどが稼働停止を余儀なくされた。その結果、3月の国内生産はホンダ以外が2桁パーセント減と低迷し、8社合計は前年同月比18.2%減の67万6204台と8カ月連続のマイナスとなった。

 東南アジアは回復基調が続くものの、北米、中国ともに伸び悩んだことから、海外生産は前年同月比3.3%減の154万7359台と2カ月ぶりに減少した。その結果、8社合計のグローバル生産も同8.4%減の222万3563台と2カ月ぶりに前年実績を下回った。

 なお、足元では中国でのCOVID-19感染拡大で、3月末から上海などでロックダウンが続いている。これによりサプライチェーンへの影響が深刻化しており、日系自動車メーカー各社も4月以降は国内拠点などで相次ぎ稼働を停止するなど、年初に策定した挽回生産の計画を修正する事態に発展している。

2022年3月の国内乗用車メーカーの生産実績

国内海外うち北米うち中国合計トヨタ261,759605,016178,982172,492866,775▲ 15.813.611.213.82.8ホンダ71,721316,132112,276146,630387,8539.7▲ 9.3▲ 4.9▲ 9.2▲ 6.3日産38,648251,91288,15997,543290,560▲ 43.9▲ 22.1▲ 24.6▲ 18.3▲ 25.9スズキ84,227195,227–279,454▲ 12.9▲ 4.9–▲ 7.4ダイハツ79,67173,756–153,427▲ 21.315.8–▲ 7.0三菱39,07049,258-3,94088,328▲ 15.9▲ 26.8-▲ 10.8▲ 22.4マツダ62,81029,21614,2358,54292,026▲ 29.0▲ 24.9▲ 6.0▲ 45.3▲ 27.7スバル38,29826,84226,842-65,140▲ 21.830.130.1-▲ 6.4合計676,2041,547,359420,494429,1472,223,563▲ 18.2▲ 3.3▲ 2.6▲ 5.2▲ 8.4※上段は台数、下段は前年比増減率。単位:台、%※北米は、米国、カナダ、メキシコの合計

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